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熨斗と水引

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文化・芸術

2012年3月 5日 (月)

こんな雛おにぎり作ってみました

前回の一周年記事では、ほんとうにたくさんの方からコメントいただき、ありがとうございます。m(_ _)m

どのコメントも本当に心からうれしく思います。ありがとうございます。

2年目もまた長い文章でごめんなさいですが、懲りずに読んでやってくださいませ。

さて、我が家には子供はおりませんが、ひなまつりのような日本古来の慣わしはなるべくいろいろな形でやりたいと思っています。

とてもすばらしい日本独特の風習がなくなっていかぬようにしたいですものね。

ということで、我が家でも、3日にひなまつりを行いました。

空き部屋になっているマンション2階の一室に母の85年ものの雛人形を飾ったことは前の前の記事に書きましたが、そこで3日のお昼ごはんを食べようということになりました。

しかし、ここは賃貸していない部屋なので、電気とかガスとか繋がっていません。

なので、ちょっとしたピクニック気分。ちょうどこの部屋は南に面しているので昼間は日当たりがひじょうによいのです。

日向ぼっこがてらの昼食になりました。

本来ならちらし寿司というところなんですが、私があまりちらし寿司好きではないため、手毬寿司と三角おむすびと簡単なおかずということに。

ここで、三角おむすびは私の担当ということが前日夜決定。

そのときに直感でひらめいたのがお雛様おむすび。のりでこうしてああしてとすぐに考え付きました。

それがこのwanko作「お雛様おむすび」

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いかがでしょう?結構がんばって作ってみた力作です。

でも、お子さんの居るご家庭のお弁当などはこれの比ではないでしょうが、まあ、そのあたりは普段あまり料理を作らない男の料理ということでご勘弁ください。m(_ _)m

そして、こちらが奥方作、手毬寿司。

120303_12_59_06

それと母が買ってきたお稲荷さんとおかずをお雛様の前にお供えしてから、みんなでいただきました。

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もちろんお花も桃の花と菜の花を飾りました。

120303_13_07_45

いつもだと私が花いけしたりするのですが、桃の花は意外にもろく落ちるので、包みのまま花瓶に入れました。

雛人形ですが、いずみーるさんからのアップ画像のリクエストもありましたので、いくつかアップで撮ってみました。

120303_13_03_30

これはもちろんお内裏様とお雛様ですね。

あと、右大臣左大臣、三人官女、五人囃子はよくご存知の方もいらっしゃると思いますので、今回はその下にいる三人をアップしてみましょう。

このご説明は母の解説によります。

その前に右大臣左大臣は今の雛人形では一番下に置かれていることが多いのですが、この頃はお内裏様とお雛様のすぐ下の両側に置かれていたそうです。

さて、話は戻って、三人ですが、これは三人上戸と言うのだそうで、「怒り上戸」「泣き上戸」「笑い上戸」の三人だそうです。

それぞれ見てみましょう。まずは怒り上戸

120303_13_35_58

ややふんぞり返って怒ってますね。次が泣き上戸

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ちょっとお顔がわかりにくくてごめんなさい。ないてます。次は笑い上戸

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こちらはおじいさんなんですが、わっはっはって感じです。

実は私も初めて母から教えてもらったことで、この年になって知ったんですが、面白いですね。

さて、上のほうをもう一度見てみますと、一番上段の寝殿の両側にあるものはさてなんでしょう?

120303_13_03_00

これは実はお雛様とはまったく関係ないのですが、震災のときに奥方が掘り出してきたもののようで羽子板です。

小さい頃、兄と羽根つきして遊んだときのもの。

左のものが私ので右のが兄のです。兄のはこれ

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これは市販のものですね。なんとよく見るとただの絵ではなく、彫が入っています。

裏を見るととても荒い杉.の木を使っていて、まだ戦後それほどたっていないので、ものがあまりなかった頃に作られたのがよくわかります。

次は私のもの。これは、まっさらの羽子板の形の木を買ってもらって私がお絵かきしたものですが、さて、この絵はなんでしょう

120303_13_38_43

羽子板の絵は縦に書くものなので、奥方も母も縦に見てなんだろう?って謎だったそうな。

そこで、私がすんなり解説。

パトカーです。みんなびっくり。ヘッドランプからはライトビームが出ていますし、トップパトライトもあるんですが、このパトカー右に走っているんですけど、パトライトが後ろ?

たぶん、前に書くスペースがなかったから後ろにつけたんでしょうね。なんとなくそう書いた記憶があります。

下に小さくあるのが右がオープンカー、左がたぶんトラックでしょうね。

おそらく、まだ四~五歳くらいのころに書いたものかと思いますので、これも50年もの?

さて、裏をご覧ください。

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こちらも、奥方はホットドック?と言ってましたが、違います。戦車です。

砲台あるでしょ?で、玉打っているときの火をふいてる状態です。キャタピラもあるし、なんと車輪のボルトまであります。なかなかでしょ?って違うか・・・

しかし、まあ、こんなものよく見つけてきたな~奥方。すごい

おそらくこの時代に遊んでいたものはほとんど処分し捨てたはずなのに、残っていたんですね。

でも、懐かしいというかびっくりするのが、私の記憶の中にかすかにこれを描いたことの記憶があることです。面白いですね。

夜ご飯まではここにお供えしておいたお決まりの甘味ものとして、桜餅や道明寺、草もち、鶯もち。夜ご飯の後にいただきました。

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昼食後には、四ツ谷の父のお墓参りにでかけました。ちょうど一年前の記事にも同じ父のお墓があるお寺の梅の写真がありましたが、今年はまだそれほど咲いていませんでした。

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でも、ちょうどこのとき梅の花に小鳥がいました。え?鶯?

梅に鶯なんて、風流というか縁起いいねえと言っていたけど、よく見たらメジロでした。

でも、いいですね。メジロなんていう野鳥が梅にとまっている。日本の粋って感じですね。

しかし、写真撮ろうとしたら飛んでいっちゃいました。恥ずかしがりやだったのかなあ?

でも、梅の花も咲き始め、もう少ししたら春がやってくるんですね。

そんな3月3日のお話でした。めでたしめでたし!!

ということで、今日の一曲なんですが、ひなまつりは前の記事でアップしてしまったので、今回は前回の記事に載せようとして忘れていた曲です。

前回の記事ではこの一年にいろんな出会いと別れがあったというお話をしました。

そこで、わが友人のピアニスト、村松健くんの曲で、

 出逢いと別れ / 村松健

この曲で、まさに彼と出会ったことを思い出します。

前にこの曲なんでこういうタイトルなのか聞いたことがあるのですが、彼曰く、人は出逢いがあれば必ず別れがある、また別れがあればまた新しい出逢いがある。そういった人生の流れを表現したそうな。

この演奏は最近のライブ版のもののようで、私が知っている頃とはずいぶん弾き方もアレンジも変わってきていますね。

でも、これはこれでよくて、前のアレンジより「出逢い」「別れ」という意味が出ているように思います。

久々に彼にも会いたいですね。

2012年1月18日 (水)

古くて新しい日本をたいせつに

実は、先日の記事に続いて日曜日の記事もあったんですが、一時保留します。

というのも、ちょっとうれしいことがあったので、書かせていただきます。

いや、日曜日の記事にもうれしいことあったので、まとめてもいいんですが、ちょっと話題が違うので別記事にしますね。

古い話からなので、ちょっと長くなると思いますが、ごめんなさい。m(_ _)m

そして、ちょっと宣伝ぽくなっちゃうかもしれないけど、実際にはどこかから宣伝を依頼されて書いたものではありません。

あくまでも私の主観ですので、そうご理解くださいませ。

もう、去年の年末近くのことなんですが、某若手ミュージシャンからCDが届きました。

このミュージシャン、私個人的にはとっても好きな男の子(といってももう30歳近かったかな)で、片野 聡くんという横笛(日本古来のしの笛と言っていいのかな?)奏者です。

話は一昨年の夏に戻ります。

千葉県香取市にある「佐原」という、日本の古きよき町並みの残したところから、お声をかけていただきました。

そこにあるまたとても古い古民家を残している方々が、せっかく残しているのに、あまり人が見に来てくださらないというお話。

「wankoさん、何かいい案はないでしょうか?」と聞かれました。

確かに、佐原は小江戸と呼ばれる江戸文化をかなり残した古きよき日本を垣間見ることができるところで、近くの潮来とともに観光に力を入れている町です。

O0320024010922927321 (震災前の佐原の町並み)

が、だんだん人出が減り始めています。しかもこの古民家「ぎゃらりぃ十六(とうろく)」は、そのメインロードからも離れていて、余計に観光客の皆さんが立ち寄らなくなっていました。

そこで、何度も足を運び、何かできないものかといろいろ考えました。

私の得意は、照明です。

なので、この古い建物をライトアップしたらどうだろう?と考えました。

O0800053210906928913

でも、それだけで人が集まることもない。しかもここ佐原は、観光に来られる方も、東京から日帰りコースとなって夜までいらっしゃらないことが多いのです。

そこで、いろいろな友人やまたその友人に声をかけていただき、様々なジャンルのみなさんにここで催し物を行っていただくことにしました。

ライブあり、展示会あり、講習会あり、ほぼ一ヶ月にわたり様々なイベントを行いました。

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イベント内容はこちら(私が書いているブログのため、現在休止中)

最初はぽつりぽつり程度のお客さんしか集まりませんでしたが、12月末には客席がいっぱいになるほど集まってくださいました。

この一ヶ月のイベント中、私は毎日この古民家に寝泊りして、ほんとうに古きよき家に住む経験もさせていただきつつ、朝はみなさんが来られる前に早く起きて、廊下や窓をふき、イベントのスタンバイとしてひとりでステージを作り、ライトアップを設置し、ショーなどに必要な音響や照明を設置し、またそのための効果音やBGMを夜中にPCに取り込んで編集していました。

ここにはスタッフの方もいらっしゃるのですが、皆さんご高齢のうえ、こういうイベントのことはまったくの素人さんばかり。

でも、とってもいい人ばかりで、「wankoさんこれ作ったから食べなさい」「寒くない?ふとんはたくさん使っていいからね」「何かあったら声かけて」「何か必要だったら電話してくれれば買っていくよ」って本当に親切にしていただきました。

こんなうれしいことないです。この皆さんのお心にお答えできるように、私ができる限りの経験と持っている限りの知識を利用して、この一ヶ月ここでイベントをしました。

というより、ここで暮らしました。

最初のうちに当時うちの事務所に在籍していたアーティストにも協力してもらい、ライブを行ったのですが、そのときに飛び込みで歌った方がいらっしゃいました。

この方、鎌田芳朗さんとおっしゃるのですが、実は歌手ではなく、張子作家さん。

O0116018010928650887 (ちょっと古い写真です)

日本の代表的な張子師さんで、伝統の佐原張子を継承されている方。なんと、年賀切手にもこのかたの張子が使われた事がある著名人です。

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その方、唄が好きでよく歌われるということで、このとき飛び込みで歌っていただいたんですが、びっくりするほど素敵な声だったのです。

まだ、このとき12月末までのすべてのイベントが決まっておらず、ならば、クリスマスに鎌田さんの歌声ライブをしようと提案したのでした。

本人もまわりも、最初はえ~?と言う感じでしたが、音楽業界のプロが言うのならということで実現に向けて進みました。

ここで、地元の観光課のかたからの提案で、地元に若いけど素敵な横笛奏者がいるというお話を聞きました。

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それがこの片野くん。彼は、この千葉県香取市佐原出身のうえ、その佐原で行われる「佐原の大祭」のお囃子の一員でもあり、海外でも公演をした経験があるという人。

ぜひとも彼にも参加していただきたいと私もお願いしたところ、OKをいただきました。

これで、この地元佐原の2人のアーティスト共演というイベントが決定しました。

結局、クリスマスの夜にはこの二人による素晴らしいライブが繰り広げられ、地元新聞に載ったことも追い風になって、地元の多くの方々にいらしていただきました。

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実はこの古民家もともととても古いころからある医院だったのですが、こられた方々ももう70歳以上の方がたくさん。

この方々、小さい頃この病院に診てもらいに来たとき、ここの広いお庭で遊んだそうです。

そのお庭がずっと草ぼうぼうになっていたのに、こんなに綺麗にライトアップされて庭も喜んでいるだろうし、すごくうれしいとみなさん喜んでくださいました。

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しかも、鎌田さんと片野くんの素敵なライブも素晴らしかったと、そのまま大宴会になったほど。

このときはほんとうにうれしいひとときでした。

たくさんの素敵な出会いに感謝感激でした。

それから約2ヶ月とちょっとした3月11日。あの震災がおきました。

あまり知られていませんが、この佐原もかなり大きな被害に見舞われました。

江戸時代から続く、古きよき町並みの建物はほとんどが壊れ

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綺麗な水路を支える石垣は崩れ

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近くの利根川は液状化して、この佐原に住む方も住めないようになってしまったところも多々ありました。

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私も、この地震で、佐原や香取の皆さんのことが心配だったので、ちょっとしてから連絡とったところ「ぎゃらりぃ十六」も一部損壊。

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皆さんもかなり落ち込んでいらっしゃいました。未だにこの地域には地震が起きていますが、この当時はしょっちゅう揺れていました。

佐原の復興はもとより十六ももう無理かもというお話も聞きました。

そんなとき、鎌田さんや片野くんとも連絡とれて、なんとかしたいという気持ちを受けて、もう一回チャリティというかたちでライブを行うことにしました。

このときもたくさんの方が来られ盛り上がっていただきました。

しかし、それ以降やはりイベントはなかなかできない状態。今私もちょっとご無沙汰しております。

近いうちにまたここで素敵なイベントができたらと思っています。

そのときはまたお知らせいたしますので、よろしかったらぜひ遊びにいらしてくださいね。

チャリティライブ後、ときどき片野くんとは連絡とりあっていたのですが、彼からもらったCD音源もちょっと音に問題があってダメだしなんぞさせていただいたりしていました。

すると、去年の暮れ、彼から手紙が届きました。

中には真新しいCDが入っていました。

120118_23_32_17

そう、彼はこんななか、私から指摘されたところを録音しなおして、あらたなファーストアルバムを作ったんですね。

すばらしい。

前に音源的にもらったCDは、手作りって感じでしたが、今回のはちゃんとプレスになっています。

私もちょっと年末からばたばたしていたので、実はこれをさきほど開けてみました。片野くん、ごめんなさい。

うわ~、すごくよくできてる。聞いてみると、音も数段よくなっている。

なんとSpecial Thanksには私の名前までいれてくださっている。うれしいな~

なんか、ひさびさに彼の曲聞かせてもらましたが、すごく成長されていると思うとともに、なんかじわ~って心からこみあげてくるものがありました。

今日は割り込み記事ですが、あまりにうれしいことだったので、ちょっと書かせていただきました。

またまた長くなっちゃってごめんなさい。m(_ _)m

さて、今日の一曲はもちろん、この片野くんの曲なんですが、なんとPVまで作ってUPしていたのね。

アカウントを見ると、あれ、もしかしたら本人UP?

映像もきれいだし、素敵に仕上げたね。

視聴用としてこのアルバムに入っているすべての楽曲をメドレーで作ったのね。

いいですねえ。素晴らしいです。

今回はこのPV版をご紹介します。

 Eternal Flow (PV) / 片野 聡

中でも彼と知り合って一番最初に聞かせていただいた「乱れ雪月花」

この曲フルで聞くとほんとに涙出てきます。

ちょっとこの曲だけ別にご紹介すると

 乱れ雪月花 / 片野 聡

私はこれからの日本の音楽はこういう人たちに頑張っていってほしいと思っています。

日本の古きよき文化をたいせつに、そして新たなるジャンルを作っていく、そんなミュージシャンが日本を支えて欲しいです。

被災地としては、東北がたいへんであまり知られていない千葉佐原ですが、日本文化を生かして発進していく彼に心からエールを送りたい。

実は今回彼の音源は、私もインドネシアにもって行く予定です。

向こうでどのように聞かれるかわかりませんが、世界で一人でも多くの人に聞いてもらいたい胸をはって聞かせたい日本の音楽です。

いや、世界の前に、まず日本の皆さん、よろしかったら、ぜひ彼の音楽に耳を傾けてみてください。

そして、もしよろしければ、この音を手元に置いて聞いてみてください。

宣伝というより、これからの日本の音楽を期待したい私からの願いです。

よろしくお願いいたします。

片野 聡HP 「聡の部屋」http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=satoshi82

2011年11月 7日 (月)

本物の日本(折形展)

今回の記事では、もったいぶっているわけではないのですが、京都・奈良の旅行記ではなく、今日出かけたことを先に書かせていただきます。m(_ _)m

京都・奈良を旅してきて、本来私たちが生きる日本という国が生み伝承してきたすばらしいものをたくさん見ることができました。

といっても、おそらく実際存在するそういったもののほんの一部でしかないとは思いますが。

そんな旅から帰ってくると友人からきれいな和紙の封筒が届いていました。

開けてみると、折形展のご案内でした。

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この友人、とても素敵な方でいろいろな才能をお持ちなんですが、折形をされてらっしゃるのもそのひとつ。

この11月2日~7日まで千代田区麹町で折形の展示会があるというお知らせ。

この折形(おりがた)とは・・・

大抵このお話をすると、折り紙?と聞かれる方が多くいらっしゃいますので、ちょっとご説明いたします。ちなみに折り紙とはまったく違うものです。

まずは、この折形を伝承していらっしゃる山根折形礼法教室(主宰・山根一城先生)のパンフレットより引用させていただくと、

六百年の歴史を持つ武家礼法「おりがた」。贈り物を和紙で包んで手渡す日本の礼の心。公家や武家が占有してきた本物の和紙の素材美や、色彩感覚の素晴らしさを紹介いたします。

と書かれています。

これは、公家や武家、皇族などで使われていたものなので、一般社会ではちょっとわかりにくいものかもしれませんが、実際一般的に私たちが使っているものにも、この「おりがた」の類は多く使われています。

贈り物に使う「のし」や「ご祝儀袋」お正月の「お年玉袋」などやそれを結んだり簡単なものだと描かれている「水引」、こういったものはすべてこのおりがたの簡略化したものです。

すなわち、現在の日本の生活にも普通に使われているものと思われてもよいかもしれません。

ただ、正式に使っていないので、どういうものかよくわからない方も多いでしょう。

実はあの一般的に使われている今の包み紙を、その表層の折り方ひとつで、その中身がどういうものかもわかるほど贈り物ひとつひとつに折り方が違うという日本古来のとても素晴らしい慣わしのひとつだそうです。

すなわち、その折形で中身がなんだかわかるという、まさに日本人の奥ゆかしさをあらわした習慣なんでしょうね。

ただし、これに使われる包装紙は、選び抜かれた和紙をその用途用途で使い分けていました。

ものによっては、厳選された和紙を使用することで、今の包装紙やビニールなどの袋よりももっと丈夫で何度も使用できるものもあります。

日本人には(といっても公家や武家といった一部の人たちですが)このような習慣があったのですね。とても素晴らしいことです。

これを友人から教えていただき、前に拝見させていただいたとき、日本人はすごい民族なんだなあとびっくりしたほどです。

また、この教室の山根先生も気さくな方でいろいろお話していただけますが、お話がとてもわかりやすく楽しくされるので、ずっと聞いていても飽きないくらい素晴らしいお話満載です。

なので、今回もぜひ行きたいと奥方と伺いました。

実は私たちが去年行った結婚式のときにも微々たる物ですが、山根先生の本を入手させていただき、食事会の座席に置くお名前札におりがたを使わせていただきました。

(そのときのもの)

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このときには、鶴の折りでその真ん中にお名前を印刷し、中には記念として私がぴかぴかに磨いた五円玉を入れさせていただきました。

五円玉は数百枚の中から年号までその人その人に関連した年に作られたものを選びました。

なぜ五円玉なのかはここをいつもお読みの方はご存知だと思いますが、よろしかったらこちらこちらを今一度お読みください。

しかしそれもすべて揃うわけでもないので、誕生年・成人式年・還暦年など人生の節目になる年のものを各お客人様ごとに選びわけました。

さて、展示会のお話に戻ります。

お邪魔させていただき拝見できて、やはりよかったですね。

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先生のお話もまた素敵な上に、会場もなかなか素晴らしい場所で、江戸伊勢型紙美術館といい、通常展示でもすばらしいものが置かれているそうなのですが、その一部も拝見できました。

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なによりは、さまざまな和紙(中には先生が昔の手法に基づき特注で製作された和紙などもあります)の展示や、ほかではまず見ることができないもの(このあたりはご覧いただいてのお楽しみにさせていただきたいほど、びっくりするようなものが多々あります)や、先生個人のお持ちのスペシャルな和ものなど、本当にかなりいろいろなものを拝見することができます。

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正直、こういうものこそが、本物の日本といえるものかもしれませんね。

残念ながら、私も京都・奈良に行っていたために知ったのも数日前で、この展示会も明日までですが、もし、お時間があるかたは一度ご覧いただくことをお勧めいたします。

ちなみに、この教室や先生や友人から宣伝を請け負ったわけではなく、あくまでも私が個人的に素敵な日本の古きよきものを見つけてご紹介しているだけですので。

ただし、写真は会場内では撮影禁止なのですが、教室および先生の特別の許可をいただいて撮影いたしました。

したがって展示品は門外不出品もありますゆえ、はっきり撮影したものは公開いたしませんことをご了承ください。

★ 日本の折形展 ~和紙と日本の美意識~

日時:2011年11月2日(水)~11月7日(月)11:00~18:00 入場無料

会場:紀尾井アートギャラリー 江戸伊勢型紙美術館

東京都千代田区紀尾井町3-32 tel:03-3265-4001

さて、今日のBGMですが、正直、これだけ本物の日本を拝見した後、BGMは何が出てきても負けてしまうのですが、こんな音楽はいかがでしょう。

蒼き海の道 / 東儀秀樹

今回はYou Tubeがあったので、貼っておきます。

参考資料映像

東儀秀樹/蒼き海の道 東儀秀樹/蒼き海の道
販売元:山野楽器
山野楽器で詳細を確認する